妊娠・出産

【体験談】妊娠6ヶ月の時に切迫早産で緊急入院|入院生活の様子

これは私が上の子を妊娠していた時の体験談です。切迫早産気味と言われた妊婦さんは、とにかく注意してほしいです。

今切迫早産で入院中のママ、辛くて終わりが見えなくてしんどいかもしれません。

そんなママたちに、私がどんな風に切迫早産と診断されて入院、退院、出産となったのか参考になれば幸いです。

切迫早産と診断されるまで

私の場合妊娠6ヶ月、22週頃だったと思います。

妊娠6ヶ月ってまだお腹もそこまで出ていなくて、ツワリも落ち着いているため結構動いていたんです。私の場合、自転車にも乗ったりしていました…(真似しないで下さいね!)

とにかく、初めての妊娠で特に調べたりもせず「これくらいなら大丈夫」と勝手に自分で決めていたんですね。

たまーにお腹が痛くなったりもしていましたが、当時は「お腹が張る」と言う感覚がイマイチ分かっていなくて、少し座ったら収まるし、と何も心配していませんでした。

その日は検診だった為、母親に付き添ってもらい、いつも通りに診察を受けました。

無事診察を終えて、近所のショッピングセンターに行って買い物をしている時でした。

 

「ん…何かお腹痛い?」

 

そう思いトイレに行くと不正出血していました。量はそこまで無かったのですが、その後から急にお腹が張って、座り込んで動けなくなってしまうほど痛くなりました。

急いで病院に電話すると、すぐに来て下さいとの事だったので再び病院に。

診察を受けると、「子宮頸管が短くなっているため今すぐ入院して下さい」と言われて、緊急入院することになりました…

切迫早産中の入院生活

車イスに乗せてもらい、看護師さんに押されて病室につくなり「トイレ以外は動かないで下さい。とにかく安静で。シャワーなどについては改めて説明します」と言われ、とりあえずベットに横になることに。

少し経つと看護師さんが来て「ウテメリン」と言う張り止めの入った点滴をしました。

ウテメリンには副作用があり、動悸がしたり息切れ、手が震えたりします。

この副作用は軽い人もいたり、少しすると慣れてくるそうなのですが、私の場合薬の効きが良いのか副作用も強く現れて、それは出産までずっと続きました。私はこの副作用が一番辛かったです。

とりあえず夫に連絡して、夜に荷物を持って来てもらうように言い、主治医の先生が来て再び診察。

「子宮頸管が短くなっているから最低でも2週間は必ず入院です。その後は経過を見ながら判断します。」

と言われて入院生活がスタートすることになりました。

私が入院してた病院では、21時には部屋の電気は消えて就寝時間になります。切迫早産中のシャワーは2〜3日に1回程度。美容師さんがシャワーをしてくれます。

そんな入院生活が2週間続くことになりました。

退院と退院後の生活

2週間入院して、子宮頸管は入院時と変わらなかったのですが妊娠7ヶ月25週目にしては少しだけ短いかな?くらいだったそうで、「退院出来るけど、どうしますか?」と言われたので、退院する事しました。

しかし退院後もできる限りは安静で、張り止めの薬は朝・昼・晩・寝る前の1日4回の服用でした。

退院後の診察時には毎回子宮頸管の長さチェックがありました。

張り止めの薬は37週になるまで、ずっと服用するように言われました。




いよいよ出産

退院後もお腹が張ることはよくあったので、少し産まれるの早いかな?と思っていました。

37週に入ると同時に張り止めの薬から解放され、動悸などの副作用がなくなり超スッキリ!!

今か今かと心待ちにしていたのですが、お腹は張るものの陣痛はなかなかこず。

結局42週になっても陣痛が来なかったため、入院して促進剤で産むことになりました。

無事産まれてきた我が子はビックリするほど可愛くて、妊娠中の大変だったことなどは一気に吹っ飛びました。

産まれたのは42週と2日でした。

切迫早産になって思ったこと

切迫早産で入院となっている人は、今も沢山いると思います。

先の見えないゴールのようで、辛くしんどくて時には大泣きしてしまう事もあるでしょう。

副作用や入院生活が辛くて「なんで?どうして?」と自分を責めてしまっているかもしれません。

しかし、必ず終わりはきます。産み月になると可愛い我が子に会えます。これまでの辛かった入院生活も忘れてしまうほど愛しいでしょう。

しかし退院や出産がゴールではなく、「子育て」というスタート地点になります。

今は辛く苦しいかもしれませんが、子供が産まれてからは一人の時間が懐かしく戻りたいと思うときも来るでしょう。

気持ちを落ち着かせて、ゆっくり深呼吸をしてみましょう。辛い時には周りの人を頼ってみてください。皆あなたの味方ですよ。時には愚痴を言ったっていいんです。大丈夫です。

あと1ヶ月…2ヶ月…数週間かは分かりませんが、とんでもなく可愛い我が子に会うために、無理せず入院生活を送ってくださいね。

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